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世界ウナギシンポジウム宮崎大会を開催!
当NPOでは、10月19日(日)に宮崎市のシーガイア・ワールドコンベンションセンターサミットで「世界ウナギシンポジウム宮崎大会」を開催いたします。これは、10月17日に横浜みなとみらいクイーンズタワーにおいて開催される「2008世界ウナギシンポジウム」及び10月20日から24日まで横浜のパシフィコ横浜会議センターで開催される第5回世界水産学会議に出席された各国を代表するウナギ研究者を宮崎にお招きし、研究成果の一端を拝聴することとしているものです。ウナギについては、その稚魚(シラスウナギ)が減少していることを受け、欧州連合(EU)ではヨーロッパウナギの保護対策やワシントン条約による輸出規制措置を講じることとしており、また、アメリカウナギやニホンウナギにおいても、ヨーロッパウナギと同様の減少あるいは枯渇が懸念されてきており、各国においてウナギを復活させるための対策が急務となってきています。全国第三位の生産量を誇る宮崎県としては、ウナギの資源対策は養鰻経営を左右する極めて重大かつ最大の関心事であります。そこで、各国の研究者の研究成果と資源対策についてのご提言等をお聞きすることとしたものです。今回は、日本を含め世界9カ国(米国・ニュージーランド・イタリア・インドネシア・フランス・オランダ・アイルランド・ベルギー・日本)の代表の皆さんから発表していただくこととなっております。地方都市において、各国を代表するウナギ研究者が一堂に会する機会はこれまで皆無であり、シンポジウムに寄せられる期待の大きさを物語っています。
[2008年10月10日]