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世界ウナギシンポジウム宮崎大会盛会のうちに終了!
19日(日)宮崎のワールドコンベンションセンターサミットで開催した「世界ウナギシンポジウム宮崎大会」は、世界各国のウナギ研究者が一堂に参集する地方都市としては初めての開催であっただけに、関係者の関心は深く150人の出席のもと無事に終了いたしました。ご多忙の中、東国原宮崎県知事のご出席をいただき歓迎のご挨拶をいただきましたことを心から御礼申し上げます。また、ご出席いただいた、各国を代表するウナギ研究者の皆さん及び一般参加者の皆様に厚く感謝申し上げます。シンポジウムは2部構成で行われ、第1部は日本のウナギ研究の第一人者である東京大学海洋研究所の塚本勝巳先生による「日本におけるウナギの資源保全と研究」と題しての基調講演が行われ、続いて、この夏にマリアナ諸島西方で成熟したウナギの捕獲に立ち会われた九州大学の望岡典隆先生の「成熟ウナギの捕獲状況について」のお話を、また、日本鰻協会の顧問である吉島重鐵先生の「鰻市場と日本鰻協会の活動について」のお話をお伺いしました。第2部は、9カ国(米、ニュージーランド、イタリア、インドネシア、フランス、オランダ、アイルランド、ベルギ、ギリシャ)の代表による「各国におけるウナギの資源保全と研究」といったテーマでそれぞれ20分間の発表が行われました。午後1時開会で、終了時刻は午後6時前となる、5時間近くのシンポジウムでしたが、出席された皆さんは熱心に拝聴されておられました。外国から出席の研究者の皆さんは、初めて宮崎を訪れ、この大会に参加できたことを大変誇りに思い、素晴らしいシンポジウムであったと喜んでおられました。20日は、西都原公園〜綾酒泉の杜〜えびの高原の観光で宮崎の秋を満喫していただきました。一行は、21日から24日まで横浜で開催される第5回世界水産学会議に出席するため、午後5時05分発の東京行きの機上人となり、3日間の宮崎滞在に別れを告げられました。 「Thank you very much!I hope I can see you some day!」
[2008年10月21日]