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甘くて渋い歌声とソフトな語らい!上田正樹コンサートに高千穂の神々が酔いしれた!
目に青葉360度の新緑に包まれた高千穂町の武道館で5月8日(土)に上田正樹コンサートを開催いたしました。マスコミ報道でご案内のとおり、今宮崎県では、牛や豚の伝染病の一つである口蹄疫の被害が相次いでおり深刻な状況が続いており、各地でイベントや祭り行事が中止のやむなきに至っています。高千穂は平成19年10月に鳥取県で開催された第9回全国和牛能力共進会で日本一に輝いた高千穂牛の名産地です。現在のところ口蹄疫の影響はありませんが牛や豚の飼育生産者のことを考えると、果たしてコンサートを開催して良いものかどうか苦慮したところですが、関係者の熱い思いと元気なエネルギーを届けることで、口蹄疫を逆に吹っ飛ばすぞといった意気込みで開催されました。地元はもとより、遠くは宮崎からコンサートを聴きに来たという大ファンが多数来場され、約400人の上田正樹ファンが予定時間を30分もオーバーする2時間のコンサートを満喫しました。当NPOは川の動植物の生態が失われつつある現状を見据え、川の源である山や森を守り育てることを願って、県北9市町村にヤマザクラの苗木を寄贈してきました。このコンサートは自然を慈しむ思いや気持ちを一つにしていただき、地域の活性化の起爆剤にして頂くことで開催したものです。上田正樹さんの幅広く奥行き深い語らいと魅惑の歌声に、20年30年前にタイムスリップした時間帯でした。あの当時は、川も清らかで山も澄んでいました。上田正樹さんの歌声が神々の里に木霊し高千穂の地域活性化に役立てば本望です。最後にコンサート開催にご協力いただいた高千穂町上田正樹コンサート実行委員会の皆様に感謝と御礼を申し上げます。(文責:田中義久)
[2010年05月10日]