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８月１５日（日）に美郷町南郷区を流れる小丸川においてウナギの放流とウナギのつかみ取り大会を開催しました。例年美郷町南郷区ではお盆の１５日に地区の伝統行事である「いだごろ祭り」が開催されていましたが、県の口蹄疫の関係で各種行事やイベントが自粛されました。私どもＮＰＯも昨年一昨年と中山間地域の活性化と豊かな自然環境を守り育てるとの想いから、コンサートを開催し地域の盛り上がりを支援してきたところです。故郷への帰省そしてお互いの音信を確認しあい、多くの人との触れ合いができる行事の中止は、地域の活性化を目指す地区民にとって意気消沈とした一夏になるところでした。このような中、元気回復のため暑い夏のひとときの思い出をと、子供から大人までが挙って楽しめるイベントを開催したいとの地元行政と地元漁業協同組合から相談がなされ、当ＮＰＯとウナギの生産者で組織する宮崎県養鰻漁業協同組合（組合長：岩切庄一、組合員１７社）そして、当ＮＰＯの会員及び組合の組合員でもある養殖から加工販売までの一貫したウナギ流通の（株）大森淡水の３社によりウナギの放流とウナギつかみ取りのウナギを提供しました。提供したウナギは、放流用として約１５，０００尾、つかみ取り用として約２，４００尾です。当日は、幼児から年配者の地域住民を始め近隣の市町から約５００人が参加され、河川へのウナギの放流行事の後、河川に沿って造られた幅５〜７メートル長さ５０メートルの簡易河川プールに放されたウナギに歓声が上がり、心地よい川風を受け我先にと手でつかみ取る体験に大きな歓喜が響き渡りました。がんばろう宮崎！元気をだそう宮崎！に貢献できた１日でした。（文責：田中義久）

[2010年08月16日]