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３月１日（日）に美郷町南郷区恋人の丘周辺で開催した「植樹祭」は、前日まで曇り〜雨といった天気で開催を心配していましたが、当日は晴れて汗ばむ絶好の植樹日和となりました。東国原宮崎県知事のご出席もいただき、地元の皆様３５０人を始め、ＭＲＴエコバスツアーで遠くは鹿児島県の曽於市末吉町や宮崎・日南・小林等々の県内各地から参加いただいた１５０人の皆様と、お一人お一人が豊かな山づくり森づくりへの思いと情熱をもって、一本一本心を込めて植樹をしていただきました。今回は、２．３１ヘクタールに山桜１，３００本とモミジ７００本を植えましたが、今後、恋人の丘周辺約５０ヘクタールに山桜やモミジそして広葉樹を植樹し、春は桜、夏はカブト虫等の昆虫採取、秋は紅葉と、四季折々の季節感が楽しめる、そんな山づくりを行ってまいります。本日植えていただいた桜の苗木はやがて大木となり桜の花びらを舞い散らす優雅で壮大な山桜の名所となることでしょう。時あたかも、宮崎県においては県の重点施策として「中山間地域・植栽未栽地対策」を掲げております。山や森のもつ国土保全や水源涵養そして地球温暖化防止等の多面的機能の持続的な発揮を目指した森林づくりに努め、豊かな水と緑に育まれた郷土づくりの精神を培っていただくその第一歩が今回の植樹祭でした。いい汗をかき、いい仕事をしていただいた一日でした。（文責：田中義久）

[2009年03月03日]